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業界レポート
日本・ドイツの建築における脱炭素の取り組み

「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した。」国連のグテーレス事務総長が7月にコメントした言葉は皆様の記憶に新しいと思います。世界中の科学者が協力する「気候変動に関する政府間パネル:IPCC」は、温室効果ガスの削減と持続可能なエネルギーへの移行の実施がなければ、より深刻な環境変化が起こると警告しています。2015年の国際連合気候変動枠組条約COP21で採択された「パリ協定」では、加盟国各国に温室効果ガスの排出削減目標の設定が求められ、加盟国の日本とドイツは共に、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするという長期目標を掲げました。

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