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羅針盤
ショルツ政権はドイツ経済の失速にいつブレーキをかけられるか?

熊谷 徹

英国エコノミスト誌から「欧州の病人」と呼ばれたドイツの経済は、相変わらず元気がない。連邦統計局は10月30日に、「今年第3四半期の国内総生産(GDP)が第2四半期に比べて0.1%、前年同期に比べて0.8%減った」と発表した。国際通貨基金は、ドイツの今年のGDP成長率をマイナス0.5%と予測。G7、ユーロ圏でマイナス成長が見込まれているのはドイツだけだ。

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